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【必読】葉酸サプリは妊娠前から!いつからいつまで?妊活に欠かせない理由

葉酸サプリ
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頭にクエスチョンマークを浮かべた人のイラスト(女性)

妊娠には葉酸って聞くけどいつからいつまで摂ればいいの?

答えは妊娠前から授乳が終わるまでです!

妊娠を望んだ時点で葉酸の摂取は始めてください!

なぜならお腹の赤ちゃんのために必要不可欠だからです。

◆妊娠前・初期における葉酸摂取の効果 

    葉酸不足の母体    葉酸をしっかり摂取した母体
・二分脊椎・無脳症・ダウン症


流産につながる
・神経管閉鎖障害の発症予防・先天性奇形による流産防止
・子宮内膜強化、血流アップ


奇形と流産のリスク低下

葉酸を摂取することによって、脳や脊髄の異常である「神経管閉鎖障害」の予防になりますので、赤ちゃんのために妊娠前から摂取してください。

そして妊娠中はもちろん、生まれてからも授乳の間は摂取することをおすすめします。

これを読めば葉酸がどれだけ重要かわかります!

神経管閉鎖障害って?

葉酸で神経管閉鎖障害の予防ができるって聞くけどそもそも神経管閉鎖障害って?

神経管閉鎖障害自体初めて耳にするので、よくわかりませんよね。

神経管閉鎖障害には2種類あり、簡単に言うと「脳や脊髄の異常」です。
胎児の脳や脊髄の成長が未熟なことです。

脳の形成不全

「無脳症」と言われ、胎児の脳が作られていない状態、または欠けている状態で、そのほとんどが死産に繋がります。

脊髄の異常

胎児の脊髄が作られない、欠けている状態で、脊髄が本来おさまるべきところから露出していることが多い。頭が大きくなる水頭症や脊柱の変形などがあります。

神経管閉鎖障害の原因 

神経管閉鎖障害の原因は、『遺伝』や『妊娠中の環境(坑てんかん薬の服用・糖尿病・肥満・喫煙・ビタミンAの過剰摂取・放射線など)』『葉酸欠乏』といったことが考えられています。 

なかでも、葉酸が胎児の脳や神経管を作る為に重要な役割を持った成分であるということがわかり、妊娠前から葉酸を摂取することによって、『神経管閉鎖障害のリスクが60~75%の割合で下げられる』ということが研究結果からわかりました。 

葉酸を摂取する時期

妊娠前(妊活中)から授乳がおわるまで必要です

葉酸を摂取することによって神経管閉鎖障害を予防できるのはわかりましたが、大事なのは摂取する時期です。

神経管閉鎖障害のリスクを減らすためには、

『妊娠4週目~12週目までの期間』の葉酸の摂取が最も大切と言われています。

これは『妊娠4週目~12週目までの期間』までに胎児の脳や脊髄の重要な部分が作られるからです。 

葉酸を摂取することで高い確率で神経管閉鎖障害は予防できるため、厚生労働省でも妊活段階である妊娠1か月以上前からの摂取を推奨しています。

妊娠4週目

妊娠4週目とは前回の生理が始まった日から28日後、次の生理が始まる予定日ごろです。

妊娠していれば妊娠2ヵ月と呼ばれる時期です。不思議ですがすでに2ヵ月なんです。

妊活中の人であれば生理予定日に生理が来なくて、妊娠か?遅れているだけか?とドキドキする時ですね。

そうでない人にとってはそういえば遅れてるなーくらいの時です。

でもこの妊娠4週目が赤ちゃんの体の器官が作られ始める、とても重要な時期なのです。

この頃の赤ちゃんはまだ「胎児」ですらなく「胎芽」と呼ばれる状態です。

この時期に皮膚や脳、脊髄といった神経系、胃、肝臓、腎臓、小腸、大腸といった消化器系、肺、膀胱、筋肉、血管、心臓などさまざまな器官を妊娠8週の「胎児」になるまでに次々と作ります。

妊娠検査薬のイラスト(陽性)

ここで葉酸の摂取が必要なのです!

でも一般的に妊娠検査薬を使うのは生理予定日から1週間後とかですよね。

そこで陽性判定がでて、きちんと産婦人科で確認してもらうことになります。

なので、産婦人科で「おめでとうございます。妊娠3か月ですね。」なんて言われるのはこのためです。そして葉酸を摂ってくださいねと言われてもすでに妊娠8週。

重要な器官の形成時期は終わっているのです。

妊娠前から摂取してほしい

妊娠中に葉酸を摂取していましたか?というアンケートの結果、

「はい」と答えた人は85.2%と高く、多くの人が意識していることが分かります。

国立健康・栄養研究所 妊婦におけるfolic acid摂取行動に関する全国インターネット調査

葉酸摂取グラフ2

しかし、妊娠前から葉酸を摂取していましたか?と聞くと37.3%にまで減ってしまいます。

ゼスプリ 葉酸検定

他のアンケートでは26%にまで減っています。

つまり現状は妊娠してから葉酸を摂取する人が多いということです。

何度も言いますが葉酸の摂取が必要なのは妊娠前です!

ちなみに日本では1,000人に1人の割合で赤ちゃんに問題が発生すると言われています。

葉酸摂取によって神経管閉鎖障害の予防はできますので、赤ちゃんのため、自分のために予防できるリスクは確実に予防しましょう!

先天性異常は40年前の2倍、アメリカの8倍

妊娠前の女性が葉酸を摂取することで、健康な赤ちゃんを産むことにつながるとわかったのが1991年です。

そのためアメリカではいち早く1992年に妊娠可能な女性に対して、1日400㎍の葉酸の摂取を義務付けました。

さらにシリアルやパン、パスタにも葉酸の添加を法律で義務付けました。

義務ですよ、義務。

アメリカはやることが早いですね。

その結果、先天性異常の発生は10年で10分の1にまで減少しました。
この結果を受けて、イギリス・中国・ニュージーランド・ノルウェー・フィンランド・南アフリカ・オランダ・オーストラリアでも葉酸の摂取を義務付けるようになったのです。 

一方で日本はというと、徐々に先天性異常の数は多くなり、今では1980年代の頃より約2倍、アメリカの8倍、イギリスの6倍となっています。

■

和食中心から欧米化が原因

こんなにも増えた原因の一つとして食事が考えられています。

昔は和食中心の食生活だったので、野菜や果物、海藻、納豆などを食べて特に意識しなくても自然と葉酸を摂取していました。

実際に先天異常の数はアメリカと比べてかなり少なかったのです。

しかし、かつての和食中心の食事から欧米化が進み、妊娠期を迎える女性の野菜や果物の摂取が少なくなり、十分な葉酸を含む食事がされなくなったと言われています。

日本は2000年から

日本でもやっと2000年に厚生労働省から葉酸の摂取が推奨されるようになりました。

その理由がこちらの4つです。

  1. 妊娠初期のお腹の赤ちゃんの疾患である「神経管閉鎖障害」の発症率の低い国で「葉酸」がそのリスクを減らすとの報告がされた。 
  1. 葉酸不足によって「神経管閉鎖障害が引き起こされる可能性が高い。」
  1. 葉酸を摂取していない米国に比べ日本での「神経管閉鎖障害」の発症率が高まっている。 
  1. 今後の食生活において葉酸の不足を引き起こす可能性がある。 

ちょっと遅いですね。

しかもまだ、アメリカのような「義務」ではなく「推奨」です。

すすめている場合ではないと思います。葉酸を摂らないといけないんです!
葉酸を摂れば予防できるんです!

母子手帳に書かれたのが2002年なので、本当に最近のことです。

しかも母子手帳の交付は一般的に妊娠8週~12週なので、本当に摂取が必要な時期は終わっているのです!そんな時に葉酸が必要だったんだよーって聞かされる妊婦さんの気持ちが分かりますか?

もっと早く教えてよー!!ですよね。

妊娠が分かってから妊娠中の生活について勉強する人が多いです。

本来であれば妊娠前から摂取しておきたい「葉酸」を妊娠してから初めて知る人が多いんです。

葉酸摂ってなかった…って変に不安になっちゃうし、精神的にも良くないので、本当に世の女性みんなに知って欲しいと心から思います。

一日に摂取する推奨量 

じゃあ葉酸を1日にどれくらい摂ればいいんでしょうか?

葉酸の1日推奨量は成人男女240μgとされています。

現在、成人女性の葉酸の平均摂取量は230㎍~240㎍と言われているので、日常の食事から1日推奨量はほぼ摂取できているといえます。

しかし、妊活中から妊娠3ヶ月までは、赤ちゃんの神経管閉鎖障害のリスク減らすため、成人の摂取量である240μgに付加量400μgが必要です。

また、妊娠中期、後期は+240μgで480μg、授乳期は+100μgで340μg必要とされています。

つまり食事ではとうてい摂ることが難しいので、付加量に関してはサプリで摂ってと言っているのです。

そして葉酸サプリは妊娠を考えた時から、妊娠をする前から授乳が終わるまで必要です。

 各時期の推奨量と働きをまとめました。

厚生労働省による1日当たりの食事に加えて葉酸をサプリメント等から摂取すべき推奨量 

葉酸の摂取期間 葉酸サプリからの        
推奨摂取量 
(付加量)
この時期の葉酸の効果(働き) 
妊娠前・妊活中 
(妊娠計画時期) 
1日400μg       (マイクログラム) 子宮内膜を厚くすること(強化)による着床率の向上や受精卵保護による妊娠力の向上 
妊娠の1ヶ月前~妊娠3ヶ月 
(妊娠0週~11週) 
1日400μg
(マイクログラム) 
出生児の神経管閉鎖障害のリスクを70%低減させる他、自閉症のリスクの低減、流産リスクの低減等 
妊娠初期:4ヶ月 
(妊娠12週~15週) 
1日400μg
(マイクログラム) 
自閉症のリスクの低減・流産リスクの低下・子宮内胎児発育遅延予防・貧血予防 
妊娠中期:5ヶ月~7ヶ月 
(妊娠16週~27週) 
1日240μg
(マイクログラム) 
血中のホモシステインを抑制し流産のリスク低減・早産予防・妊娠高血圧症候群予防・貧血予防 
妊娠後期:8ヶ月~10ヶ月 
(妊娠28週~43週) 
1日240μg
(マイクログラム) 
貧血予防・免疫機能や消化管機能の向上 
授乳期            (授乳婦) 1日100μg
(マイクログラム) 
造血効果による母乳の出の向上・産後の子宮回復力の向上 
平成23年国民生活センター資料

葉酸サプリは飲みすぎ注意

子どものために葉酸いっぱい摂らなきゃといって、サプリを飲みすぎるのは危険です。

1日1000㎍以上摂ると、副作用があります。

発熱、じんましん、かゆみ、呼吸障害など葉酸過敏症を起こしてしまう可能性があります。

時期によって付加量は違いますので、必要な量と添加物などにも注意してサプリを選ぶ必要があります。

特に妊娠中は葉酸以外にも鉄やカルシウムといった積極的に摂った方が良い栄養素がある一方で、ビタミンAなど摂りすぎてはいけない栄養素もあるので、必ず適量を守るようにしてください。

葉酸は妊娠だけじゃない、男性も必要

妊娠には必要不可欠と言いましたが、葉酸は何も妊娠だけに限った栄養素ではありません。

葉酸は人の身体の細胞分裂に関係しており、とても大切な働きをしています。

中でも女性にとって大事な美しい肌や髪を作るうえで、とても大切な栄養素でもあるのです。

その他、老廃物の排出や貧血の予防、動脈硬化の対策にも必要不可欠で、神経の働きをサポートする働きもあることから、アルツハイマーやうつ状態の改善も報告されています。 

また、女性だけでなく男性不妊の原因の多くである染色体異常も葉酸の慢性的不足が関係しているといわれています。

男性も葉酸を摂取することで精子の染色体異常の対策・予防が期待できるのです。

まとめ

葉酸が赤ちゃんにとっていかに重要かお分かりいただけましたか?

必ずしも健康な子どもが産まれてくるとは限りません。

妊娠中は不安でいっぱいです。

もちろん葉酸を摂取していたからといって、必ず健康な子どもが生まれてくるというわけではありません。

でも少なくとも神経管閉鎖障害のリスクが減ることは明らかです。

このことを知っていればどんな女性でも葉酸を摂るのではないでしょうか?

だって摂取していれば予防できるんですから。

決して後悔することのないように、女性が自分を責めることがないように、生まれてくる子どもと自分のために。

知っていれば予防できる障害は防ぐようにすべての女性に実践してほしいと思います。

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