子供の転落事故。
ヒヤっとしたことはありませんか?
ちなみに私は子供がまだ生後6ヵ月の頃、ベッドから転落したことがあります。
もう心臓が止まりそうになって、そのあともずっとドキドキしていて動機が止まらなくて、吐きそうになって、頭は本当に大丈夫だろうかとか、3~4日はずっと悩んでいました。
幸いケガもなくすみましたが、もう二度とあんな経験はしたくありませんね。
そこで子どもの転落事故は本当に気を付けて欲しい!ということで、ピッタリな転落防止アイテムをご紹介します!
毎年約8人の子どもが転落死

子供が窓から転落したというニュースは時々耳にしますが、実際毎年約8人の子どもが転落死をしているそうです。
一人で歩き始める1歳頃から増え始め、3~4歳で最も多くなり、10歳前後でも起きています。
ではどんな事故が起きているのでしょうか。
網戸によりかかり網戸が外れて転落
子どもが網戸によりかかったり、出窓に座って遊んで網戸が外れて転落する事故が起きています。
窓からの転落は出窓がなくても、ソファなどによじ登って網戸を押してそのまま転落する事例もあり、1歳~7歳以上の子どもでも発生しています。
ベランダの手すりから転落
ベランダの手すりに鉄棒のように前のめりになって転落したり、室外機を使ってよじ登って転落したりする事故が起きています。
2歳ぐらいでまだよじ登れないだろうと思っていても思わぬものを使ってよじ登っていたりするので、安心はできません。
ちなみに窓とベランダでは窓の方が事故の件数は多くなっています。
また、窓を開けたりする夏頃に転落事故も増加します。
踏み台を使いだしたら注意

手を洗うときやトイレなどに踏み台を使っている人も多いですよね。
外の景色が見たいけど見えないとき、子どもはよく覚えていて、そうだ!踏み台があった!とすぐに踏み台を持ってこようとします。
出来れば持ち出してはいけないなど、普段から踏み台の使い方もしっかり教えておきましょう。
洗濯ものを干す時は要注意

親が洗濯物を干しにベランダに出ると子どもはよく追いかけてきますよね。
住宅によってはベランダに段差があるところもあるので、すぐ後ろに着いてきていないかなど注意が必要です。
一緒にベランダに出た後も、洗濯物を干しながらだと子どもをずっと見ていることができません。
一瞬の隙によじ登っていたりするので、ヒヤヒヤします。
転落だけでなくベランダは実は困ることがいっぱいです。
ベランダでされる困りごと
・ベランダからプランターの土を落とす。サンダルを落とす。
・プランターの花を引っこ抜く。実を採る。
・バケツの水でびちょびちょになる
・外の人に向かって急に叫びだす。
そして一番困るのはやはりこれでしょう。
ベランダに出てるときに、窓のカギを閉められる。
これは本当に最悪です。幸い他の家族がいた時だったので大丈夫でしたが、誰もいなかったらと思うとゾッとします。
開けてとこちらが言えば言うほど面白がって開けてくれなくなります。
テレビに集中してるから今のうちにと思っても、いつの間にか閉められているなんてこともあるので、短時間であってもスマホを持って行く、子どもがこれないようにサークルの中に入れるまたは置くといったことをしましょう。

おとさんゾウ

窓からの転落を防止するには転落防止柵が便利です。
おとさんゾウは突っ張りタイプで幅は85~145㎝まで対応しており、高さも80㎝と十分です。
一方ベランダ用のおとさんゾウはネットタイプになっています。
こちらも幅は2m~10mまで対応しているので、大きなベランダでも大丈夫です。
ちなみにおとさんゾウは使用後でも満足いかなければ返金してくれます。

窓から落ちないゾー

こちらは同じ突っ張りタイプですがメッシュでできています。
ベビーゲートを置いたような感じですね。
鉄でできた柵よりも見た目は柔らかい印象になりますね。
こちらは幅130~185㎝、高さ65㎝まで対応となりますので、少し幅は大きめですね。
隙間から手をだしたり、窓をバンバン叩いたりする子には全面ネットのこちらが効果的ですね。
ワンタッチしまり
もっと簡単に窓を開けられないようにしたいという時に、大人気なのがワンタッチしまりです。
こちらは警察防犯協会も推薦する品で取り付けも簡単、ワンタッチで窓のロックも簡単です。
網戸に取り付けて網戸ロックにもなります。
窓ストッパー

身長が低い方など網戸ストッパーが使いにくい方には窓ストッパーがおすすめです。
15,000個以上も売れている大人気商品です。
こちらは窓に直接貼り付けて、両方の羽を持ち上げるだけで簡単に窓がロックできます。
1個でも十分ですが、2個使ってより強度を増して使っている方も多いようです。
ただし大人でもうっかりロックしたまま窓を勢いよく開けてしまうとバキッと壊れてしまうので注意してくださいね。
ワンタッチしまりや窓ストッパーは確かに簡単ですが、手動なのでどうしてもロックのし忘れが起こってしまう可能性があります。せっかく設置してもロックされていなければなんの意味もありません。
どうしても心配な方はやはり、おとさんゾウや窓から落ちないゾーなどを設置しておいた方が安心かもしれません。
子どもの転落事故を防ぐポイント

子どもの転落事故は一瞬の隙をついて起こっています。
・ゴミを出しに数分子どもを一人にした。
・子どもを2階の部屋に1人置いて、1階に降りた。
このように子どもが1人になった時によく起こっています。
また、子どもが遊びやテレビに集中しているからと側を離れると、親がいなくなったことに気が付いたとたん不安になって探し回ります。
そうして窓の外に出てしまったり、階段から転落してしまうといった事故も起きています。
子供から一瞬も目を離さずにというのは限界があります。
そのために赤ちゃんにはベビーサークルがあったり、ほとんどの商品にチャイルドロックというものがついていたりします。
窓も同じようにチャイルドロックがついていない窓ならば、各家庭で工夫してつけるようにしましょう。
そのひと手間で子どもの命が救われます。
事故を起こさない環境作り

事前に事故が起きないように環境を整えることも重要です。
・窓の近くにベッドやソファを置かない
・ベランダに踏み台になるようなものは置かない。(室外機は手すりから離す)
・窓や網戸には柵(おとさんゾウ)や補助錠(窓ストッパー)を取り付ける。
特にベランダは転落だけでなく事故が起こりやすい場所なので、極力物を置かないようにしましょう。
といっても難しいですよね。でも我が家では以前空の段ボールを置いていて、空なので踏み台にはできないと思っていたら
子どもが乗ろうとしズボッとハマって尻もちをついてしまったことがあります。
花が植えてあるプランターにも平気で乗ろうとしますし、水の入ったバケツをひっくり返して乗ろうとしたこともあります。
とにかく何をするかわかりませんし、何に乗ろうとするかも分かりませんので本当に注意が必要です。
子どもの教育

どれだけこちらが対策しても子どもはその上をいこうとします。
成長するにつれて、昨日できなかったことも今日できることはよくあります。
窓をロックしてるといってもしっかりそのロックの解除の仕方は観察されています。
子ども自身にも日頃から危険であることを伝えて、しっかり教育することも重要です。

まとめ

窓やベランダからの子どもの転落事故は対策をしっかりしていれば防げる事故です。
他にも階段やベッドなど子どもの転落の危険性は意外と身近にあります。
対策をしていれば、自分が離れなかったらなど「たら」「れば」を言っても起こってしまってはもう遅いです。
子どもの行動は予測不能です。私自身つかまり立ちもできない生後6ヵ月の子がいきなりベッドから落ちるなんて夢にも思っていませんでした。
本当にあの時は動機が激しく、手は震え、吐きそうになりながら子どもの無事だけを祈っていました。
こんな思いは誰にもしてほしくありません。
しっかり対策をしたうえで、子どもの身を守ってあげましょうね。

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